この記事では、Mac用のクリーニングアプリ「CleanMyMac X」の使い方について解説します。
CleanMyMacが気になっているけど、買う前に使い方などを知りたい方・すでに購入済みで、どのような使い方をすればより効果的なのか知りたい方は、この記事を参考にしてくださいね。
CleanMyMac Xの使い方を画像で解説
それでは、CleanMyMac Xの使い方・機能について、1つずつ解説していきます。
スマートスキャン
まずはCleanMyMacのメイン機能と言って良いでしょう。スマートスキャンです。
正直に言うと、この機能だけ使っていれば大体問題ないです(笑)
中央にある「スキャン」ボタンを押すとスタートします。
スキャンボタンを押すと、上の画像のように、Mac内のファイルがスキャンされ、ジャンクファイル・ウイルスの有無・高速化できる要素などが全てリストアップされます。
あとは実行ボタンを押すと、クリーニングが開始されます。使用しているアプリ・ブラウザなどを閉じるかどうか聞かれますが、無視しても大丈夫です。
実行ボタンを押すと、上記画像のようになります。クリーニングは1分もかからず終了しますよ。
クリーニングが完了すると、上記画像のように結果が表示されます。
これだけでもMacの動作はかなりスムーズになります。画面に表示されている「ディープスキャンを実行」ボタンを押すと、ウイルスの感染チェック・アップデート可能なアプリのチェックなど、より細かいチェックが行われます。
その結果、以下の画像のようになります。
スマートスキャン機能はこのような感じです。要するに、CleanMyMac内の機能のどれを使うべきか、総合的にチェックしてくれる、いわば入り口のような機能です。
どう使えば良いか迷ったら、とりあえずスマートスキャンをしておけば間違いありません。
システムジャンク
次は「システムジャンク」機能。
これは、Mac内に残ったジャンクファイルを削除してくれる機能です。
スキャンボタンを押すと以下のようになります。
キャッシュファイルなどは意外と大きな容量になり、パソコンの動作が重くなったりするので、たまにキャッシュを削除すると快適に使えますね!
メールの添付ファイル
次は、メールの添付ファイル機能。メールでダウンロードしたデータや添付ファイルで、Macのストレージ内に溜まっているものを削除してくれます。
私の場合はたまっていませんでしたが、メールの添付ファイルをよくダウンロードする方にとっては使えるかもしれませんんね!
ゴミ箱
次はゴミ箱機能。ゴミ箱を空にしてくれる機能です。
通常のゴミ箱を空にする機能と大体同じですが、Finderエラーを回避して、確実に空にしてくれるようです。
ウイルスを削除
次は、ウイルスを削除してくれる機能です。
スキャンボタンを押すと、ウイルスの感染がチェックされます。スマートスキャンでも行われましたが、こちらでは個別にウイルスチェックだけができます。
ウイルスの感染がなければ上記画像のように表示されますよ。
プライバシー
次はプライバシー機能。ブラウザの使用履歴やチャット履歴などを削除して、パソコンに残ったプライバシーを安全に保ってくれます。
スキャンボタンを押すと、以下の画像のように、Cookieなどの情報のなかでどれを削除するかが表示されます。あとは削除したいものにチェックを入れて削除するだけです。
Cookieを削除すると、ログインが必要なサイトからはログアウトされてしまうので、消さなくても良いかもしれませんね。
よくわからないなら触る必要が無い機能と言えると思います。
高速化
最適化機能です。これは、Macを立ち上げた時に自動的にONになるアプリや、バックエンドで動作するアプリの削除などを行えます。また、パソコンのリソースを食っているアプリがどれかもわかります。
この機能も、パソコンの知識が無い方は特に触る必要がないと思います。
アプリの起動エージェントを削除すると、ブラウザの自動アップデートなどが行われなくなるため、私は特にこの機能を使っていません。
メンテナンス
メンテナンス機能です。
Macのハードディスク・ファイルシステムの状態に問題がないかチェックしたり、インストールしているアプリケーションにエラーが出ないかをチェックできます。また、Macに内蔵されている検索システム「SpotLight」の検索パフォーマンスもメンテナンスされます。
以下の画像のように、メモリ(RAM)を解放したり、メンテナンススクリプトを実行できます。
ただ、このあたりの機能はスマートスキャンでも行えるので、よくわからない方はスマートスキャンだけ使っている方が良いですね!細かく設定したい方のみ使うべき機能だと思います。
アンインストーラ
アンインストーラ機能です。不要なアプリを、ジャンクファイルも含めて完全に削除・アンインストールできます。
MacのFinder上でアプリを削除するだけだと、ジャンクファイルも残ってしまいますが、このアンインストーラ機能を使うことで、ゴミファイルを残さずに削除できます。
削除したいアプリにチェックを入れて削除ボタンを押せば完了です。
アップデータ
アップデータ機能です。
Mac内にあるアプリで、更新できるアプリを一括でアップデートできます。
どのアプリが最新でないかがパッと見てわかるので便利ですよ!
アップデートすると以下のように表示されます。
機能拡張
次は、「機能拡張」です。ブラウザやアプリの機能拡張部分を管理できます。
正直、私はあまり使うことがないですね。
スペースレンズ
スペースレンズ機能です。
Mac内にあるファイル・フォルダのサイズを一覧で表示できます。どのファイル・フォルダが容量を食っているかが一目でチェックできる機能です。
スキャンボタンを押すと、以下のように表示されます。
大きめのファイルで削除しても問題ない場合は、削除するとストレージ容量が節約できますね!
大容量&古いファイル
大容量・古いファイル機能です。
長い間使っていないファイル・特にサイズが大きなファイルを表示できます。
私の場合は、Macで画面収録をよく使うので、動画ファイルが多く検出されました。
シュレッダー
シュレッダー機能です。
通常の削除機能よりも、よりセキュリティ的に配慮した、完全に復元不可能な形でのファイル・フォルダ削除ができます。
最近だと、仮想通貨ウォレットのシードフレーズといった、絶対に知られてはいけないような情報を完全に削除する時にも使えますね!
まとめ
この記事では、Macクリーニングアプリ『CleanMyMac X』の使い方について解説しました。
まとめると、困ったら「スマートスキャン」一択です。それだけ使えば元は取れるくらい、Macはスムーズに、サクサク動くようになりますよ!
まだCleanMyMacを買っていない方は、CleanMyMac販売会社『MacPaw』公式サイトより、価格などを確認できます。CleanMyMacの価格はドルベースで計算されているため、日々価格が若干変わります。
最新の販売価格は公式サイトをチェックしてください。
また、CleanMyMacはセールが行われている時もあるので、セール情報も公式サイトをチェックすればわかります。
この記事が参考になれば幸いです。